メディカル・バイオリソース・データベース(Medical Bioresource Database, MBRDB)について(2015年8月4日)


 MBRDBは「創薬支援のためのバイオリソースデータベースのネットワーク整備と政策・倫理課題に関する研究」(厚生労働科学研究費(平成27年度より日本医療研究開発機構研究費)創薬基盤推進研究事業)の成果を公開しています。この研究は、医学研究でのヒト由来生物資源利用に関する基盤を構築し、情報発信・普及を行うものです。国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 政策・倫理研究室のこれまでの研究成果を活かして、以下の2つの課題を研究の柱としています。

 1.疾患研究資源のデータベースの整備

 2.ヒト由来生物資源の円滑な利用を促進するための政策・倫理課題の研究

 MBRDBでは、疾患研究のための実験動物、ヒト由来生物資源、疫学研究の所在情報等をデータベース化(1)するとともに、ヒト由来生物資源の政策・倫理に関する情報を公開(2)しています。ヒト由来生物資源の利用に関する統合的な情報基盤として、創薬支援研究に資することを目的としています。

政策・倫理研究室




医薬基盤研究所データベース横断検索システムの公開について(2011年4月13日)


ヒトゲノム研究やプロテオーム研究の発展により、生物資源を利用した疾患研究を支える基盤整備(ネットワーク型バイオバンク)の重要性が増しています。 このような背景を考慮し、この度医薬基盤研究所が保有する、細胞バンク、遺伝子バンク、疾患モデル動物バンク、薬用植物、GeMDBJ、トキシコゲノミクス、TargetMine、 およびメディカルバイオリソース(本ウエブページ)の8データベースを横断的に検索できるシステムを構築し、公開することといたしました。 このシステムの特長は、ひとつの検索窓から医薬基盤研究所が開発した多様なデータベースを一括で検索できる機能を提供し、 英語と日本語のいずれの言語を用いても検索が可能である点と、生物資源情報と研究データがひとつにまとまっている点にあります。 またさらに、将来の研究によって集積される、生物資源登録の運営基盤としての活用も期待されるところです。 研究者の皆様の積極的なご利用により、研究の活性化と効率化に役立てていただくようお願いいたします。

政策・倫理研究室


(2015/3/31 リニューアル)




メディカルバイオリソースデータベースプロジェクトについて(2009年7月15日)


本プロジェクトは「生物資源研究事業の企画及び生物資源の所在情報等に関するデータベースの構築に関する研究(H19-生物資源-指定-003)」の厚生労働省の助成の元に、ヒト疾患の研究のための生物資源の所在情報を収集し、研究者と、多くの場合は自身も研究者である生物資源の収集者・開発者の連携を促進することにより、疾患研究の更なる発展を図るための研究事業で、その主な内容は以下の3点です。

(1)生物資源研究事業の採択課題の成果や国立高度医療センター、国立病院、試験研究機関、大学等が保有する生物資源を継続的に供給できる体制等に関する運用方針の確立
(2)生物資源(ヒト由来試料及び創薬モデル動物)の所在情報のデータベース化と登録・公開用システムの確立
(3)生物資源の利用枠組みに関する倫理的課題とリスクマネージメント施策の検討

生物資源の中には、ヒト試料等と実験動物等が含まれますが、それらは、それぞれ、異なった規制の元に研究利用されています。ヒト試料等については、研究倫理規制、そして実験動物については特許等の権利関係の課題があります。それらの問題について情報発信しつつ、疾患研究資源の所在情報共有と生物資源の流通の促進による疾患研究の活性化を目指します。

政策・倫理研究室